2030年に運用資産額5億円到達を目標にしている”あきひろ”です。
本職のサラリーマンでは海外事業部門に所属しています。
中南米へ出張に行くことになりました。
(追記:コロナウィルスの影響で延期となりましたが、次回楽しみにしています。
行き先はメキシコとブラジルです。メキシコについては以前に記事にしましたが、もう一つの行き先であるブラジルについて調べた事を記事にしていきます。
Contents
ブラジルの基本情報
正式な国名は『ブラジル連邦共和国』
『連邦』というのは強い権限を持つ国家や自治体が連合して対外的に一国家として成立している体系です。
アメリカやメキシコといった合衆国は構成している州がそれぞれの主権を持っていますが、それと同じです。合衆国と連邦国も言い方が違うだけで同じです。
そして「共和制」というのは、『国民が選んだ国の代表によって統治される国家体制』のことですね。
ざっくり言うと国王や天皇がいない国です。そして現在多くの国が共和制の国家体制をとっています。
ブラジルは、そんな『共和制の政府を持つ州の連邦』
面積は日本の22.5倍!
面積は約851万1,000㎢
全然ピンとこないですが、日本の22.5倍。
えぐいですね。
因みに世界1位は言わずもがな、大国ロシア
2位は意外とカナダ(失礼?)
3位はアメリカ
4位は中国
そして5位がブラジル
その後はオーストラリア、インドと続きます。
人口は世界5位
人口は約2億928万人。
同時期の日本が1億2,678万で、倍とは行かず、1.65倍。
ピンときませんが、家族4人で3LDKに暮らしているのが日本だとしたら、
家族6~7人で68LDKに住んでいる感じですね。
そして順位は国土と同じく現在世界5位。
1位2位は堂々の中国・インド
3位はアメリカ
4位はインドネシア
そして5位がブラジル
日本は現在11位です。
そして、日本の平均年齢(中央値)が約48歳というのに対して約31歳と若い!
まさに経済成長これからと言うところ。
人口の伸び率も日本と比べ、グングン伸びてますね。
出元:世界銀行
通貨は『レアル』
当記事を執筆時点のレートで1レアル26円前半くらい。
今は随分と安いようですね。2013年〜2016年の期間にも何度か暴落していますが、リーマンショックの前と後では半分になっていますね。
公用語はポルトガル語
長い間ポルトガルの支配を受けていたこともあって、公用語はポルトガル語です。
ですが、現在ブラジルで話されているポルトガル語は、先住民やアフリカからの移民たちの影響も受けて、『ブラジル・ポルトガル語』とオリジナル化しています。
しかもポルトガル語は全世界で2億1,500万人に話されていて、世界で7番目の話者数を誇ります。
が、その大半はブラジル人。本家のポルトガルを数で圧勝し、もはや一つの言語として成り立っているとすら言えます。
せっかくなので挨拶くらいはできるようにしておこうと思います。
・Bom dia (ボン ヂーア) =おはよう
・Boa tarde (ボア タルヂ)=こんにちは
・Boa noite (ボア ノイチ)=こんばんは
・Oi! /Olá! (オイ/オラ)=やあ。こんにちは。(気楽な挨拶に)
・Tchau (チャウ)=バイバイ
・Obrigado/Obrigada (オブリガード/オブリガーダ)=ありがとう
・Com licença (コン リセンサ)=すみません
英語は通じるの?
では、英語は通じるのか?
他の国でも同様ですが、若い人の多くは話せるようです。逆に年配の方々は難しいそうですね。
中南米はメキシコをはじめとしてスペイン語圏が多いですが、ブラジルではほとんど通じないようです。
本当のところは行って自分の目で確かめてみます。
ブラジルの歴史を簡単に
【紀元前8000年頃】
のちにブラジルと名付けられるこの土地には多くの先住民たちが住んでおり、アマゾン地域だけでも約800万人ほどの先住民がいたという仮説もあります。
アマゾンの森と共生する知恵を持った人々だったと言われています。
そして祖先はアジアから渡ってきた人々だといわれています。その頃、南米ではインカやアステカなどの古代文明がありましたが、距離的に離れてもいるのでり、ブラジルの先住民族は独自の社会を形成してきたわけですね。
【1500年】
ポルトガル人“ペドロ・アルヴァレス・カブラル”によって発見される。
これを機にポルトガル人による実質的な植民地支配が始まります。
【1822年】
ポルトガルより独立します。
ブラジル料理
料理は大事です。
国土も広く地方によって特色も違うので、個人的に気になったものだけをピックアップしました。
でも今のところはとりあえず1品だけ。
フェイジョアーダ(Feijoada)
ブラジルの国民食と言われる『フェイジョアーダ』
ブラジルでは水曜と日曜が『フェイジョアーダの日』という事で、あちこちのレストランで出されるそうです。
300年以上の歴史のある伝統料理。元々はアフリカから連れてきた奴隷に食べさせるために料理で、豚の耳や足、尻尾、それに豆を使って作られたそうです。
支配する側が美味しいところを食べて、切り捨てたところだけで作ったのでしょう。
現在はブラジルの全ての地域で食べられるようになり、色々な作り方にアレンジされているようです。
ブラジルの気候
【日本と逆】(夏)11月~4月(冬)5月~7月
ブラジルは南半球にあるため、日本とは季節が反対。11月〜4月が夏、そして5月7月が冬。日本人的には不思議ですが、南に行くほど気温が下がる。
「ブラジル」とひとことで言っても、国土は南米大陸のほぼ半分なので、地域によって気候は違う。
とはいえ真冬でなければ、日本の夏服と羽織るものがあれば十分。温度調節とともに紫外線対策にも役立つので、薄手のものがあればベスト。
サンパウロの気候
今回行く予定の主要都市のサンパウロをはじめとする南東部エリアは、年間を通して温暖な気候。
夏は気温が高くて雨も多く降りますが、冬は乾燥しています。
11月〜4月が雨季で、5月〜10月が乾季。冬に当たる6月から8月の朝晩は冷え込むこともあって雨や曇りの日は寒い。
1日の寒暖の差も大きい地域なので、できるだけ温度調節に対応できるよう服装がベスト。
ブラジルの主要産業
農牧業
砂糖,オレンジ,コーヒー,大豆などの生産・輸出が盛んです。
鉱業
ブラジルは、鉱物資源が豊富な国です。
中でも鉄鉱石の産出量は中国についで世界第2位、国内での鉄鋼生産が相当な規模であるににも関わらず、輸出も多い。
中国や日本も鉄鉱石についてはブラジルに依存しています。
工業
南米諸国の中でもとりわけ工業国として活発。
分野としては、自動車、鉄鋼、石油化学、コンピュータ、航空機。
経済発展と共に企業の設備投資が活発化。
自動車工業はサンパウロ州に集中していましたが、今ではサンパウロ州以外での生産も活発化。
林業
かつてのブラジルの林業は、ブラジルボクや天然ゴムの生産が中心でしたが、近年は衰退。
アマゾン川流域の天然林を資源とした木材生産が中心となっています。
まとめ
正式名称:ブラジル連邦共和国
首都:ブラジリア
最大都市:サンパウロ
面積:約851万1,000㎢(日本の22.5倍)
人口:約2億928万人(平均年齢:約31歳)
※『家族6~7人で68LDK住まい』
通貨:レアル
言葉:ポルトガル語
気候:夏冬は日本と逆。夏は暑いが羽織るもの一枚あればベター。
さて、初の出張地としてブラジルについて調べてみました。
ある程度基本的なことが頭に入っているだけでも、それまでの過ごし方は随分と変わります。
せっかくの機会なので、精一杯実りある旅に出来るよう継続して知識を深めていきたいと思います。
それでは、Tchau!!