運用成績

【月次運用成績】2020年01月度|前月比+13,322円/+0.1%

2030年に運用資産額5億円達成を目標にしている“あきひろ”です。

2020年、早くも1月が終わりました。

今年のモットー『備えよ常に』

変わりません。

では早速見ていきます。

2020年01月度|運用成績(2020年1月1日〜1月31日)

 

2019年12月31日時点の運用資産額9,033,740円に対して、2020年1月31日時点の運用資産額は9,047,062円でした。

前月比+13,322で運用成績としては+0.1%

ほんの僅かながらプラスで終えました。

【日別勝敗】13勝14敗

日曜日は値動きがありませんのでカウントしませんが、プラスが13日(計+542,707)・マイナスが14日(計-529,385

年明けから米国株の、とりわけ代表的な指数がどれも軒並み過去最高を更新するという完全な株高基調で順調に上昇トレンドをかけ進んでいましたが、冷や水を浴びせる形になったのが、連日報道が加熱している中国武漢を発端とした新型コロナウィルスの驚異です。

上記の運用資産記録は毎日、日本市場大引後の残高を記録しています。

上記の運用推移を見る限り1月20日まではさほど市場への影響は大きくはありませんでした。

ちなみに1月20日、日本株取引終了時点での運用資産額は9,325,842円

1月1日時点の9,001,983円から+323,859円

約3.6%の好成績で推移していたものが一転、残りの10日間で全て吐き出した形となります。

「コツコツドカン」と言いますが、改めて下がる時の勢いを痛感します。

割と「まさか」ですね。いつも市場はプラス時もマイナス時も想定し得ないサプライズが起こりますが、少なくとも年始にはそのような兆候は微塵もありませんでした。

相変わらず相場の面白いところですね。

新型肺炎コロナウィルスの猛攻

振り返って調べてみると、今回の肺炎の初確認は昨年の12月8日だったみたいですね。

そして12月30日、「原因不明の肺炎に関する緊急通知」と題する武漢市衛生当局が出した文書が街中に出回りました。

その後は年明けから各地で感染者が確認され始め、坂を転がり落ちるように感染者の数が増え、次第に死者も出始め今に至ります。

しかも今回タイミングが悪いというか、ちょうど旧暦の正月である春節休暇に近い事もあって、この時期は中国人が大量に国内外を移動し始める事で拍車がかかり、一気に感染が海を超えてしまったわけですね。

 

【逃げる時は逃げるべき】でも狼狽はするな。

教訓にしたいなと感じたのは、やはりこのような目に見えない存在に対する恐怖は、得体の知れない心の不安を煽り、市場は短期間で一気に冷え込むという事。

決して慌て狼狽する事は好ましくないですが、その一方で「速やかに売って様子を見る」という事も重要になってきますね。

ネット中心の情報化社会になった事もあって、この手の悪材料によって株価が下がるスピード感は昔とは比べ物になりません。

市場心理は急激に冷える一方で、徐々に持ち直してくるのが常なので、こういう時はささっと売却し、市場の落ち着きと共に買いなおせば、時間と共に盛り返します。

実際そんな事は誰しもができる事ではありませんが、振り返って得られる教訓として、今後のための貴重な経験という事にしておきます。

特に米国市場は今、業績も回復基調にありますので、昨年上げ渋っていた分、当面堅調な上昇が継続する可能性もあります。

慌てふためく事なく状況を冷静に判断し、逐一報道に過敏になる事なく、底を見極めて行く事に集中するのが良さそうです。

そして今後の市場の動きとしてやや参考になる過去があります。

ウィルス如きで売り続けたりはしない。

マーケットがパニック的な反応を起こす可能性は低いと考えられます。

これは2003年にSARSが流行した時の中国株の動きで、WHOが「緊急旅行勧告」を出した後からジリジリと低下しつつも、SARSというキーワードが含まれるニュースの件数がピークを打つと同時に下値を切り上げて、その約1ヶ月以内に下落分を取り返した過去があります。

ウィルス懸念を理由に株式を売却するのは得策ではないという経験則があるわけですね。

ましてや今は高成長のIT企業の決算時期が相継ぎます。内容によっては十分下値を支える要因になり得ます。

無闇に動かず様子を見ましょう。

それに優良株を安く買える好機とも考えた方が良いですね。

今後の中国の行末

一方で、個人的に頭をよぎるのが、この一連の騒動に対応いかんによっては今後の中国の国としての地盤が脆くなる事です。

中国共産党による情報の隠蔽体質も問題視されています。

世界からの国として信用が失墜すれば、中国経済に大きなダメージとなり、連鎖的に関連企業の業績へ影響してくる事も考えられます。

そうなると時間差で株価への影響が出てくる事も視野に入れておく必要があるかも知れないですね。

まとめ〜来月〜

さて、先月の今頃は全く気にもしていなかった事が、大きく市場を揺らしています。

結局のところは「一寸先は闇」

楽しみながら相場と向き合っていきたいですね。

上述したように決算シーズンに突入しています。

Amazonが好決算を弾き出し、昨年からしばらく燻っていた株価も大きく上昇しています。

時価総額1兆ドルに突入する勢いです。

私もさらなる波に乗れるよう『備えよ常に』です。

それではまた。