肉体

【肉体の進化】ステーキ32枚の減量の果てにたどり着いた境地

資産には色々な形があります。

無論、お金はその中の最たるものでありますが、私が今回特筆したいのは、そう『肉体』です。

「肉体の進化」とは、これまた大袈裟の表現ではありますが、あながち大袈裟では御座いません。

肉体とは進化させる事ができるものなのです、

そして肉体を進化させることで、人生は格段に軽やかになります。

今回はそんな私の実体験を記していきたいと思います。

「肉体」それは間違いなく資産である。

そもそも、普段自分の『肉体』というものと、どれほど日々対話しているでしょうか。

侮ってはいけません。

「豊かさ」とはどういう状態なのか

「体が軽やかに動き、思うような動きができ、表現ができる」

これは実は物凄く豊かな事です。

ところで『豊さ』というものに対して、それがどういう状態なのかとても端的にまとめられた表現があります。

「やりたい事を、やりたい時に、やれる能力」

これが『豊さ』だと言われていますが、確かにそうだなと、スッと入ってきます。

お金というのはあくまでもこの状態になるための手段である、という事です。

この点に関して、お金は非常に有用でありますが、それは肉体とて同じです。

『肉体』は『お金』よりも豊さに直接作用する

しかも自分の肉体というのは、ある意味で自分の全てであり、何もかも失っても最後まで残るもので、死ぬまでその付き合いからは逃れられません。

それが「自分の意思の思うがままに動く」という事です。

どうでしょうか?

お金というのはあくまでも豊さに対する間接的な手段です。お金という一種のの「エネルギー」に対して、それを同じ価値基準で認め合う者同士が、その価値に相当するものを交換する。

そうする事によってお金を介して自分に必要なものが手に入り、上記で言う、「やりたい事を、やりたい時に、やれる能力」を手に入れる事ができるわけです。

故に、お金を持っているだけではその能力が手に入れた事にはならず、あくまでも間接的に手に入れている状態と言えます。

それに対して、自分の肉体というのは、自分のやりたい事があって、やりたいと思った時に、すぐに実行に移す事が可能です。

上記の豊さの概念に、直接作用する媒体です。

こう考えれば、良質な肉体が如何に高い資産価値を帯びているかという事がわかります。

しかし残念なことに、ここに気がつく多くの人は、何かしらの重度の障害を抱えたり、健康状態を失ってからだったりするのも事実ですね。

だから私は出来る限り、普段から、「五体満足で動く」ただそれだけの事に有り難さを噛みしめる習慣を心がけるようにしています。

体から消えた32枚のステーキ

私は数年前までは結構太っていました。

それも、ただ太っているというだけではなくて、それが原因で慢性的に腰痛に悩まされていたり、年に一度の健康診断では年を追うごとに悪い数値が並ぶようになり、毎日毎日、何となく気だるく、何をしていてもすぐに疲れたりしていました。

どこからどう見ても、明らかに不健康そのものであったと思います。

そんな日々を過ごしている内に腰痛も次第にひどくなり、更には日常生活に支障をきたす程になっていました。

ようやくそうなってから、私は真剣に健康について向き合う事を始めたわけです。

そこから健康に対しての情報収集を自然と行うようになりました。

改善につながりそうな事は次々に自分の日常生活に取り入れ始め、具体的な行動を継続していく内に、みるみる内に私の体は健康を取り戻していきました。

ちなみに私の身長は178cmですが、体重は一番ひどい時で81.8kg。

お腹は出ていて、完全に『メタボ体型』そのものでした。

それが、たったのわずか一年足らずの内に、一番軽い時で67.4kgまで落ちました。

その差は14.4kgです。

惜しいことにウェストまでは測っていませんでしたが、軽く10cmは減ったと思います。

最高潮で太っていた時に買ったジーンズを、今はホックを外さずに脱着出来るくらいですから、凄まじいほどの減量具合です。

しかし今書いていても思いますが、14.4kgというのは凄まじいです。

『1ポンドステーキ!!』

が、だいたい450gくらいですから・・・

減量分の14.4kg、つまりは「14,400g」を「450g」で除することの「32」という解。

1ポンドステーキ、32枚分が体からゴッソリなくなったわけです。

ちなみに体脂肪率は最悪の時点で21.8%

それが最小値で7.7% これも凄かったです。

まさか30才過ぎてから腹筋が割れるとは思いませんし、お腹の肉を指で摘むことができなくなっていました。

手に入れた『19年』という歳月。

さらに・・・ 私が計測していた体重計は「体年齢」というものがが出てくるのですが、一番ひどい時はその時の『実年齢29才』に対して何と『42才』と出てきました。orz

絶望です。

もう言葉がなかったです。

何ていうか・・・まぁ、そういうことです。

これが一番良い状態の時

『実年齢30才』に対してなんと『23才』

体重計の単なる指標ですが、19才も若返ったとなると、もうね、何かが漲ってくる感じになります。

太っていた時、「人間もはや30才を迎えるとここまで衰えるのか」と、将来への希望も大して見出せず、あとは老いていき、これまでに身につけたものは退化していくだけ、良くて現状維持か、と、半ば絶望的に毎日を過ごしていましたので、この変化には驚きましたね。

それも、ただ単に体重が落ちたというだけではなくて、なんかもう人生全てが変わりました。

もう、とにかく体が軽いし、疲れる事もない。

夜はぐっすり眠れるし、寝起きは良い。

階段を見つけると、つい嬉しくて走って駆け上がってしまいますし、歩いていても、なぜか急に走りたくなる。

比喩表現じゃなく「全身にバネが入っているような感じ」です(比喩でした)。

人と出会う時も大抵、実年齢より若く見られるようになりました。

そして、体だけではありません。 どういう訳か、やたらと頭もスッキリと冴え渡り、 悩んでも仕方がない事をいつまでもグダグダ考える事もなくなり、気持ちまで晴れやかになりました。

勿論そうなると仕事も絶好調です。

なんとなく性格まで明るくなるので、交友関係・人間関係にも好影響をもたらしてくれます。

もはやこれは「改善」なんてものではありません。

まさしく「肉体の進化」

この表現こそが相応しい状態です。

細胞レベルで進化を遂げる。

そんな経験をした訳で、いつからともなく自分なりに肉体についての探究を始め、自論を持つに至りました。

「肉体の進化」それは「細胞の進化」の事である。

我々人間の肉体組織は全て細胞でできているため、「肉体の進化」とはつまり「細胞の進化」と同義です。

細胞が進化し始めると、筋肉などの外側の組織だけではなく、胃腸をはじめとする内臓も進化し、もちろん脳も進化します。

結局我々人間の意識・感情などその全ては脳が生み出しているものであり、『五感』と言われる「視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚」を介した人生の体験全ては、脳が作り出しているのです。

外側の世界に変化がなくても、脳が変われば人生全てが変わるという事です。

「肉体の進化」とは、ただ単に痩せて見た目がよくなる、なんていう表面的なことだけではない、人生全てを一発逆転ひっくり返す、究極のアプローチであると考えています。

このことからも、仕事でも資産運用でも、形は問わず、「自己実現」の日々に命を燃やしている人の中には、結構な割合で体を鍛えている人がいますが、それは非常に理にかなっていると思います。

そしてさらに、この肉体の進化をおよそ一年近くで成し遂げられた経験は、私にとって大きな財産となりました。

肉体の進化は勿論今も続きますが、結局のところ、割と地味で淡々とした事の積み重ねです。

ですが、この「毎日、淡々と積み上げる」これを繰り返す事で、気が付いた時には、何もしない状態とは埋めようのない差をつける、まさに「違いを生み出す違い」になるという事。

これを体現した事は、資産運用も含めて人生の様々な分野の事に応用が効くという確信と、 そして自分にはそれが出来るという「自信」が確立したわけです。

肉体とは高利回りな投資対象。

肉体へのアプローチは、はっきり言ってコスパが高いです。

肉体は自分のものであり、24時間365日自分と一緒です。

大切に扱えば必ずそれに応えてくれます。

しかも数値で管理できますので、効果が目で見てわかりやすいのは、モチベーション維持に役立ちます。

しかも、進化に「年齢は関係ない」ということです。

もし関係があるとしたら、どこかで『年齢』という、誰が聞いても「そうだよね」となる、人間が後から付けた概念を言い訳にしてしまっているだけかと思います。

肉体の進化の具体的な方法などは、また別に記事にしていきたいと思います。

この記事はこの辺で。

それではまた。